東京や仙台などの大都市から車で約2時間。雄大な渓谷が広がり、四季折々の美しい景観が見られます。周辺には、日光江戸村や東武ワールドスクエアといったテーマパーク、日光東照宮など有名観光スポットもあります。レジャーで存分楽しんだ後は、温泉で疲れを癒し、和風懐石でゆったりと……。そんな過ごし方がおススメです。
1.鬼怒川金谷ホテル:https://kinugawakanaya.com/
金谷ホテルのルーツは、日本最古のリゾートホテル。日本式旅館らしい“おもてなし”を大切にしながら、和洋折衷のモダンな空間を提供するラグジュアリーホテルです。大浴場は檜の湯や四季の自然を眺めながら入れる露天風呂が楽しめます。露天風呂付客室を選べば、プライベート感も満喫できます。すべての部屋にテラスがあり、自然を眺めながらくつろげるのもいいですね。お料理は和食をベースにした、ホテルオリジナルのコース料理が評判です。
■アクセス:
2.鬼怒川温泉 あさや:http://www.asaya-hotel.co.jp/
創業130年の歴史を誇る老舗旅館。大きな吹き抜けのエントランスがシンボルです。館内には、岩盤浴、貸切り風呂、エステやカラオケ、バー、キッズルームなどの施設が充実しているので、ファミリーでの利用も向いています。中でも13Fにある空中庭園露天風呂は、鬼怒川の山々や空を眺めながらゆったり温泉につかれる贅沢な時間を味わえます。客室数も多く、落ち着いた和空間の八番館、和洋室が中心の秀峰館から選べます。食事は和食懐石のコースや、和洋折衷100種の料理が楽しめるブッフェに定評があります。グループでも楽しめる温泉旅館です。
■アクセス:
3.若竹の庄 別邸笹音:https://sasane.jp/
「鬼怒川の奥座敷」と呼ばれ、落ち着いた雰囲気のある高級旅館。全16室が渓流に面しており、半露天風呂つき。自然に囲まれながらゆったりくつろげます。大浴場や貸切風呂などもあり、さまざまスタイルで温泉が楽しめるのも嬉しいですね。料理は季節の食材をふんだんに使った本格懐石料理が味わえます。小学生以下の子どもは宿泊不可のため、カップルやグループでゆったりプライベートを楽しみたい人に良いでしょう。
■アクセス
4. 鬼怒川の名物グルメ
山々に囲まれた渓流地帯の鬼怒川は、古くは多くの僧が山で修行した地域です。そのため、植物や山菜、農作物を原材料とした食材に伝統があります。薄味でヘルシー、さっぱりした味わいですが、現代ではアレンジされているものも豊富です。商店をチェックしてお気に入りのものを探してみましょう。
・日光の湯葉
豆乳を煮たてたときにできる薄い膜でできる「湯葉」。大豆の加工品であり、昔から寺の僧侶たちが食べる精進料理に用いられてきました。日光の山々で修行する僧が多かったことから、湯葉も名物として発展しました。ヘルシーでわさびや醤油と合わせていただくと絶品です。旅館で事前にリクエストしたり、お土産にしても良いでしょう。専門店もたくさんあります。
・栃木のかんぴょう
スシとの相性がよく、巻きずしの具材や総菜として人気のあるかんぴょうは、栃木県の名産品。日本の9割の生産量を誇ります。夏に実をつけるユウガオの果肉を帯状にカットし、乾燥させて出来上がります。少しコリコリした歯ごたえがあり、甘く味付けするのが定番。お土産としてチェックしてしてみては?
5. 主要都市から日光へのアクセス
■東京から
・東京駅から車 163km 2時間11分
・東京駅から電車 2時間32分
■横浜から
・横浜駅から車 197km 2時間35分
・横浜駅から電車 2時間59分
■仙台から
・仙台から車 251km 3時間8分
・仙台から電車 3時間14分
6. 鬼怒川の歴史&豆知識
・今から約300年前の江戸時代に、温泉が湧き出ていることが発見されました。
・江戸時代は、僧侶や大名(位の高いサムライ)のみしか入れない温泉地でした。
・約150年前の明治時代に、一般開放され、温泉街として発展。
・鬼怒川温泉の質は神経痛や肩こり、疲労回復、健康増進に効果があるという、アルカリ性単純温泉で肌に優しいとされています。